泉州にて2

あ~あ~なんかゆっくり書く暇がなくていかん。ココログ、正直使い辛いよ。

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いい感じの古本屋発見。が、建物の均衡が取れていないような気がする。。

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アフェイの連れてきてくれたお茶屋。ここは結構高級なお店だった。

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甘い団子汁のようなものと一緒に中国茶を楽しむ。自分でも淹れるのに挑戦してみたが、なかなか手際よく淹れるのは難しい。

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中国は街のネオンが独特な色使い。食べて少し歩いてまた食べて。。お腹がちっとも休まらないのでございます。

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夜になったところで今日のメイン、四川料理の店へ。これが実に美味しいお店で、私たちは思わずうう~んと唸るのであった。

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四川料理は油と一緒に大量の唐辛子を入れ、強い火力で一気に「揚げる」のが特徴だ。にんにくやスパイスの使い方も非常に上手い。

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凄く美味しくて感動したので、厨房を覗いてもいいか、と尋ねると、むしろノリノリで写真撮ってくれとポーズを決めてくれた若き料理人たち。

食事が終わって談笑していると、厨房の責任者らしきコックが出てきて私たちの隣のテーブルで煙草をふかしながら、話しかけてきた。どうだい、旨かったかい、という具合に。

父はこの店の味について賛美の言葉をかけ、どうやって作ったのかさえ聞いた。普通はそんなこと教えてくれるはずもないのだけれど、コックさんは快く教えてくれた。日本人が珍しいから、ということもあるのだろうけれど、まず、客のテーブルにコックが気まぐれに出てくるというアットホームな感じがなかなかないだけに新鮮な気持ちがした。一仕事終えた若きコックたちや、店員の女の子たちもやってきて、賄いを食べたり煙草を吸ったりしてラフな雰囲気。いいなぁ、こういう畏まらない対等なスタイル。

それにしても忘れられないほど美味しかったよ本当に。。家庭の火力じゃああんな味は出せないし、地元の人しか知らないような小さなお店だったし。

そのまま、その夜はアモイに戻らず、アフェイの新しいマンションへ。

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泉州にて

中国の朝はお粥ではじる。

トロミが強い日本のものに比べて、水分量を多めに炊きサラサラしているのが中国粥の特徴だ。

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さすが本場ゆえ、お粥の種類も豊富だが、私はスタンダードな白粥が一番好きだ。付け合せにザーサイなどの漬物や油条(揚げパンのようなもの)と一緒に食べるとさらに旨い。そしてお腹に優しい朝のはじまりなり。

アフェイの車に乗り、アモイ島から大陸側、北へ一時間弱、泉州(チュエンジョウ)にいく。泉州は、アフェイの生まれ故郷だ。

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絵画芸術に縁のある場所なのか、画材屋やギャラリーが並ぶ小道を歩く。観光地の開けたアモイと違って、人も少なく、落ち着いた雰囲気を感じる。

と、思ったのもつかの間、

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中国です。そんなことはなかった。

大通りに出るや否や、私たちの目に飛び込んできたのは、縦横に走るだだっ広い道路に、自転車、電気バイク、若干の車などがひしめき合いながら砂埃を舞い上げて往来する光景だった。途端に頭の中で、NHKの生き物地球紀行とか情熱大陸とかの、なんか壮大な葉加瀬っぽい音楽が流れる。

荷車や籠を担いだ物売りたち、鶏が鳴き、人々の喧騒が砂塵に霞む。まさに中国を象徴するような光景だったものだから、思わずそのまま立ち止まり呆然としていると、早速電気バイク(モーター音がならないのでとても静かなのだ)に轢かれそうになる。

これが、昔ながらの飾らない中国の姿だ、とアフェイは言った。そういわれてみると、アモイはやはり外からの目を意識している整備された街なのだと改めて思う。

変に小洒落た店もなく、古い建物が当時のままの姿で街の空気を作っている。

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何故か街中にポっと鯉のぼりが。や、理由は分かる。「なんか派手だから」だろそうなんだろ。

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チープな色合いが可愛い「はねもの」の食器屋さん。ひとつ2元~4元(30円~60円)くらい。思わず大量に買った。

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隙間男と、年季の入りまくったレンガの壁。

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間口が狭く、奥行きがある店や市場が多い。

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平日昼間のネットカフェ。もれなくみーんなゲームやってる。みーんな。

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中国のここだけは行きたくないベスト5に入る牙科(歯医者)。開けっぴろげな診察に、衛生観念とか全く無視ですね!長い白衣が・・なんか恐ろしいショットが撮れました。

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冬瓜(トウガン)という野菜の砂糖漬け菓子。柔らかい落雁みたいな感じ、かな。すんげい甘い。「生まれてから口にしてきた物の中で一番甘くてビックリした」と本当にビックリした顔で父も言った。結局アフェイがひとりでバクバク食べていたのだった。

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賑わう街中をちょっと奥に入ると、国の重要文化財にも指定されるほど立派な古建築物、四合院(しごういん)造りの家が。頼んで内見させてもらう。住んでいるのは一般の人だけれど、 代々受け継がれてきた格式ある家系なんだろう。中国映画のロケセットみたいで素敵だった。

泉州といえども土地は広い。にも関わらず、アフェイは地元の友達何人かと遭遇したりしていた。さすが、顔が広い。上海や香港などの大きな都市なら、土地勘がなくてもお金があればそれなりに観光できるが、小さな街ではやはりジモッティに聞くのがベストだ。

観光客相手の場所や、やたら高い料金を取る店に連れていかれる心配がないからね。

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二日目の夜

うーむ、いよいよ更新が遅れているわけだけれども、マイペースにいこうじゃないか。
中国の人は面子(メンツ)を非常に大事にする。
一度お世話になった人に対しての恩義は忘れないし、友達になると、とても大切にしてくれる。
滞在1週間、毎日いろんな友人が父の携帯に連絡してきた。
初めて中国に来た時、父の友人の多さに驚いた。ほとんどが音楽関係の友人で、年齢の幅も広く、20代から4、50代くらいまで、芸術に対する感覚が鋭い人が多く、新しいもの、珍しいものに対しても物怖じしないし、なにより私がいいなぁと思ったのは、とても「ノリ」がよいというところだった。
1本のギターと、この温和な性格だけで、これだけ多くの人に慕われるというのは、なかなか凄いことだ。音楽は言葉を超えたもっとも自由なコミュニケーションツールなのかもしれない。
そう、外国において友人を増やす条件として、言葉は第一だけれど、それ以外に何か特殊能力を一つでも持っていたほうがいいね、と父は言った。
「楽器ってのはその場でセッション出来るからいい」
言葉がほとんど分からないからこそ、人間の持つ優しさや陽気さの気配には敏感になったりする。それが旅先ならなおのこと、心に染みる。
そんな中、一番私たちの近くにいてくれたのがアフェイだ。
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滞在したマンションの近所の大排当にてご飯を盛ってくれているアフェイ。大排当というのは外で食べられる屋台の呼び名だとか。
アフェイは厦門大学を卒業した後、大学教師、テレビ局のディレクター、カフェバーの経営を経て、現在は不動産関係の仕事の傍ら、自ら曲を作ったり、ライブ活動をしたり、地域密着型のアート雑誌を発行したりと、いろんな形で音楽や芸術に関わりながら生活している。
知的でアクティブな人なのだけれど、本人の雰囲気はいたって柔らかく、のんびりとしている。何人かで食事にいって、みんながお酒を飲んで大声でふざけたりしている中、机の隅っこの方でコーラを飲みながらニコニコ微笑んでいるといった感じの人だ。それまで私が想像していた中国人のイメージの中にはアフェイのような人はいなかったので、初めて会った時は少し面喰った。
彼には奥さんと子供が一人いるのだけれど、この奥さんという人がとてもキュートで、29歳とは思えぬほど、しっかり者であった。ほわ~んとしているアフェイとうまく均整がとれているような。
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奥さんと子供ちゃん、ドゥドゥ4歳。ドゥドゥはヤンチャボーイだったけれど、父に聞いて早速覚えた「拉糞(ウンチ)」「放尻(おなら)」を連発していたらよくなついてくれた。子供のシモネタ好きは全世界共通か。
アフェイ夫妻は、父だけでなく、言葉が通じない私たちにも積極的にコミュニケーションをとってくれた。
厦門にきて二日目の夜、泊まっているマンションから5分ほど歩いた先にある、アフェイの経営するバーに行った。
店はすでに何人ものお客さんで賑わっていた。酒を飲みながらカードゲームを楽しむ人たち、ギターを片手にセッションしている若者、それぞれが同じ夜を楽しんでいた。店内後方に設置された映写機から、イギリスのポップバンドがスクリーンの中で歌っている。
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カフェバー「Linsa Cafe」にて。妹子とワタス。
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こんな感じの雰囲気である。とにかくみんなすんごい楽しそうだった。
待ってましたとばかりに父にギターを差し出すアフェイ。
いつの間に用意していたのか、ビデオカメラを設置していたアフェイ。
そんなアフェイの目に、子供のようなキラメキを見た。
たまたま遊びに来ていたイギリス人、Garyという人とギターセッションを始める父。
私と妹子はカフェの隅っこでワインをまったりと飲みながら、未だ中国に来たという不思議な感覚に慣れないままぼんやりとそれらを見ていた。
お客さんはいきなりのライブに大盛り上がり。たちまち父とGaryのライブハウスと化し、二日目の夜は更けていったのである。
なんでこんなに記述が浅いのかというと、ワインの飲みすぎで私は後半あんまり記憶がなかったからなのだった。。いろんな人が話しかけてきて、途中、私もなんか歌ったような気がするのだけれど、あんまり覚えていない。ただ、冬の夜がこんなに暖かいものなんだ、と帰り道に思ったのだけは覚えている。
およそ、ただの観光では体験できないであろうこの夜から、いよいよ始まる厦門探索に思いを馳せながら、ぐっすり眠った。

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厦門の街とこどもたち

今回の旅のきっかけとなったのは、ウェイドンという父の友人に子供が出来たということである。第一子のお祝いに、日本製の粉ミルクを大量に持っていった。(中国製粉ミルクの信用性が落ちている今、多少値が張っても、と日本の粉ミルクが大変売れているそうな)

1979年に施行された一人っ子政策により、中国では子供は最大二人までしか作れない。しかも、第一子が男の子だった場合、その時点で「打ち止め」だという。

じゃあ、うっかり出来てしまったらどうするのか、と思ったが、なんだか恐くて聞けなかった。

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一人っ子政策を促す広告の前でバドミントンをしていた街の子供たち。はにかみながらも興味津々で私たちに話しかけてきてくれた。

向こうの友人の子供には4人ほど会ったが、どの子も言葉の壁なんてお構いなしによく懐いてくれた。(3、4歳なら言葉はそんなに関係ないからね)みんな一人っ子だった。遊んでくれる人はたくさんいればいるほど嬉しいのはどこの国でもそうだろうと思う。その中の一人の子は、私たちとの別れ際の悲しさに大粒の涙を流していた。そう考えたら、私は三人姉妹で、小さな頃から一人になることが少なかったな、と思う。

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懐かしきかなカードのようなものでメンコをするこどもたち。家に篭ってDSやらWiiやらやっている日本の子供に比べてなんて健全な遊びだろうか。。こういう感じで街中で自由に遊んでいる子供たちが多く見られる。逆に考えると、日本のようなちょっとした公園があまりないように感じた。

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一人で黙々と遊んでいる子もよく見かける。

昔は男の子が優遇されていたようだけれど、今は女の子が欲しいという家庭も増えているらしい。日本も一昔前まではそうだったように。

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男女平等を謳った看板。経済発展、人民健康などなど、何かを呼びかける看板や広告が結構多い。

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髪型を見てもらえば分かるように、女の子の間では、ちびまる子ちゃんが大人気らしい。ちなみにこの二枚は全然別の子です。

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辰吉?(執拗に追いかけて撮影する一見変態日本人)

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店先にて、いい感じに唐子みたいなお子様発見。あまりに可愛かったので、店の主人に持って帰っていいかと尋ねると、いーよいーよ持ってけ!と笑って答えてくれた。

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こういう場面をよく見た。おしっこも基本トイレにいかず、道端でみんなさせていた。だので、幼児のズボンは穴あきのものが主流らしい。

遊んでいる子供たちと同じくらい、店番をしている小さな子供たちもたくさんいた。みんな生活の中で学び、逞しく、活き活きと生きている。

ある土産物屋で、19歳という女の子と話した。彼女は日本人と話すのが初めてらしく、私たちを見て驚いたように目を見開き、とても楽しそうに日本のことをいろいろ聞いてきた。厦門は、通りすがりの観光客であろうと、それがどこの国の人であろうと、好意を持って話しかけてくる人に対する素直な反応があり、純朴な人が多いという印象を受けた。これもまた、地方によって異なるのだろうけれど。。

厦門は中国でも経済特区に指定されている大きな都市だけれど、日本ではまだ知名度が低く、日本の観光客もそんなに見られない。中国は現在、台湾との貿易や政治的な緊張状態にはあるが、あと何年かすると、台湾と厦門を結ぶ橋が出来るそうだ。そうなると、台湾から流れてくる人だけでなく、海外からも人がたくさん押し寄せて、将来的には香港や上海のような大都市になっていくだろうと、友人は言った。

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建設中のビル。こんな立派な高さでも、昔と変わらぬ足場が「竹」ってのが恐ろしい。。

そうした今も、街中では、至るところで高層マンションやホテル、商業ビル建設の工事が進められ、古い歴史ある建造物がどんどんと壊されていっているという。そうなると、また街や人の雰囲気も変わっていくのだろうな。。砂塵が舞い続ける厦門の街を見ながら、ふと、またもや沖縄を思い出し、複雑な気持ちになるのであった。

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中山路から思明西路へ

アフェイのマンションから30分程歩くと、厦門市の中心街である中山路、思明西路が走っている。

中国の面白さの一つは、独特の都市構造や、その建築物の多様さであると思う。

1920年後半~30年代にかけて、それまでの中国の街=「汚穢城市(不潔な都市)」という概念を払拭するため、近代都市計画が動き出したという。

都市改造によって登場した街路は、単に幅が広いだけでなく、その両側に沿って連続した柱廊をもつ立派な建物が並ぶ。一階が店舗、2,3階が住居となっている。この柱廊が歩道になっていて、灼熱の太陽、スコールの多い厦門の亜熱帯気候を配慮した造りであることが分かる。

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看板の配置や色使いといい、雑然としているようで一つの絵を作っている。なんともいえない味わい。うーむ素敵だ。

しかし、メインストリートからふっと覗く小道には、思っていたより深い奥行きがあり、そこにも人や小飯店が連なっていて、街全体が複雑なパズルのように繋がっていることが伺える。人の声や、食器の重なり合う音、鳥の鳴く声などが街の音楽となって響いてくると、ああ、中国にきたんだ、と実感させられる。

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街中にあった映画館。300円~500円くらいで鑑賞できる。きちんと中国語が分かるようになったら入りたいと、今回は行かなかった。

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肌着屋。淡ーい色合いのパジャマが並ぶ。淡ーいなー淡ーい。

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隙間を探しているときりがないほど。

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中国犬はぬいぐるみみたいな、ぽてっとした奴が多い。そして動きが遅くて滅多に吠えない。土地柄なのかもしれないが、警戒心がなさ過ぎて心配になってしまう。

三人で歩いていると、大体私だけが、「両替、両替」と見知らぬおっさんやおばちゃんに話しかけられる。アフェイに聞いてみると、父と妹子は中国人にも見えるが、私は日本人だとなんとなく分かるらしい。なんとなくってのは分かるけれど、父妹子とは同じ日本人なのにどこがどう違うというのだろう。。不思議だ。

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1年間のメインイベント、春節を一ヶ月前に控えて、街ではお祭の準備が少しずつ進められていた。やっぱ派手!

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そこかしこで若者が手にしていたのがこのフルーツを水あめで固めたもの。キレイだけれど、すっげ甘そう。

甘いで思い出したけれども、中国で販売している飲料は大体甘味がついている。ジュースや珈琲はもちろん、普通の緑茶や菊花茶にも必ず甘みがついていて、1本飲みきれない。唯一甘味がついていないのはミネラルウォーターくらい。

日本のように、ペットボトルでお茶を売るという発想はない。(日本でもここ数年間で出始めたものだけれど)福建省はお茶の産地なので、街中にもお茶屋が多く見られるし、他の店にいってもお茶の道具があったり、店の外でテーブルと椅子を出して店員が休憩していたりする風景もよく見た。自分のところで飲めるのに、わざわざ買う必要もないのだろうということだと思うが、観光客用に売ったら案外売れるかもしれないよー、とか思ったりした。甘い緑茶はもう嫌だ!

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試飲どうぞーと土産物屋のお姉ちゃんに手渡された謎の飲み物。カシスのようなジュースに蛙の卵みたいなものが沈んでいた。。なんだこれーといいつつ飲んでみるとタピオカみたいな食感。でも、なんだろこれって感じ。

ちなみに、中国の人は冷たいものをとらない。体に悪いという考えらしい。南国なのでアイスなどは少し売られていたが、カキ氷なんか絶対ないだろうと思う。ビールも大体温い。そこのところはあんまり気にしていないようだ。

中国に来てから数日後、割と高級なレストランに入ったとき、出されたビールを飲んだ妹子が「中国で飲んだビールの中で一番冷たくて嬉しい・・」と切なそうに呟いていたのを思い出す。中国ビールは日本のものと比べてアルコール度数が2度ほど低く、冷たくないと幾らでも飲める本当にただの水のような感覚なのだった。

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パン屋に並んでいたケーキ。売られていた油っぽいパンもそうだけれど、とてつもなく体に悪そうだ。そう考えると日本のパンやケーキ、チョコレートなどのお菓子類は世界に引けをとらないレベルだと思う。厦門にも、もっと日本の菓子産業が入ってくればビジネスチャンスも広がるだろうに。

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ちょっと買い食い。イスラム民族が作った葱餅という、ナンのような生地に葱を混ぜて焼いたもの。一個2元(30円)くらい。外はサクッ中はモッチモチ。歩きながら食べるのがまた旨い。

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煙草は香煙と書くそう。一個100円くらいものから1000円もする高級なものも。パッケージデザインがキュート。

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海鮮、フルーツ、肉料理、厦門ならではの食べ物はいろいろあるけれど、その中の一つが、この沙茶面。ピーナッツベースのほんのり甘みがあるスープに、好みで魚や野菜などをトッピングする。私たちは魚のつみれ団子を選んだ。胡麻坦々面みたいな感じ。1椀70円くらい、量も少なめ、安くて旨い!地元の人に流行るのも頷ける。

街中にはこのような小飯が食べられる店が多く見られる。食文化の深い、食べることを大切にする国だということを認識させられる。私が真っ先に覚えたのも、「チーバオラ!」お腹いっぱい、という言葉だった。これから1週間、自分のお腹がどんなふうに広がっていってしまうのか、少し恐怖であった。貧乏性ゆえ、気をつけねば。。

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夢旅人紀行 

中学生の頃、父からよくエアメールが届いた。切手の消印は福建省、厦門(アモイ)。

中国での生活習慣、物価や食べ物の話などが綴られていた。手紙を読みながら、見知らぬ国のことが書かれていても、あまり実感が湧かなかったのが当時の私の印象である。

1992年、さまざまな事情を連れて、私の父は単身、中国に渡った。父43歳の秋だった。

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帰国する1998年までの、内二年間を、父は中国南部の都市、厦門で過ごした。

日本ではまださほど有名ではないが、中国人民にいわせると、厦門はその気候の過ごし易さ、治安の良さ、重要文化財も多く見られる美しい建築物、「比較的」きれいに舗装された街並みなどの理由から、中国人が住みたい場所ナンバーワンなのだそうだ。かくゆう私も、一度ですっかり(多少驚かされる事件はあったけれど)魅了されてしまった。

それまで私は、中国はおろか、海外に行ってみたいなどとは思わなかった。日本のこともまだまだ知らないのに、外国など遠い世界のことだと、結構最近までそう思っていた。父がいなければ、アジアの片隅ともいえるこの街にも絶対に興味を持つことなどなかったと思う。

しかし昔の人はよくいったもので、百聞は一見にしかず、だと痛感する。自分の眼で実際に見なければ、何事も捉えることができない。だから今回はかなり私的な内容になると思う。散らかった頭の中をまとめる記録として書くだけだから分かりにくいかもしれないが、ってここは私の庭だしな。まぁいいか。

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*ANA機内食のシュークリーム。パンダが今期のキャラクターになっているらしい。

台湾と丁度向かい合う位置にある厦門は大きな島国で、なんだか不思議なことに、海に囲まれていること、湿気の多い気候、少々のんびり過ぎる人々、海鮮やフルーツ、豚肉などを使った南国料理、音楽に縁があること、独特の訛りを持つ言葉や顔の形、穏やかな時間の流れなどが、非常に沖縄に似ている。

どこの国でも、土地の環境に応じて、その生活や人柄というのは似てくるものなのかもしれない。

ひとまず、厦門という都市に関しての歴史的背景だとか経済に関しての話は(そのあたりも面白いんだけれど)長くなってしまうし、ネット上でもたくさん掲載されているので割愛する。

厦門空港に到着すると、父の友人たちが揃って車で迎えにきてくれていた。私と父は一年ぶりの再会を喜び、初めましての妹子は、機内で練習した中国語の自己紹介をした。少し恥ずかしそうなその様子に、一年前の自分を見る。

今回、一番お世話になったのは、アフェイ(中国語表記できないのが残念)という父の友人たちの中の一人で、私たちの滞在一週間、自身の持ちマンションをまるまる貸切で提供してくれた人だ。(後に、当のアフェイは一人で近くの安宿に泊まっていたことを知る)

空港からの車内から見上げた晴れ渡った空に、椰子の木の緑が映えて、カーラジオからは、サンタナが心地よく流れている。ふと、今日が何曜日なのか、ちっとも検討がつかなくなった。

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*27階建てマンション、私たちの滞在した9階の窓はオーシャンビュー。烏龍茶を頂きながら遠くに霞む金門島(台湾)を望む。

白い海を眺めながら、前回、厦門に来たときも感じた、何故こんなにもみんながみんな親切にしてくれるのか、その本当の意味をもっと知りたいと、私は考えていた。

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さぁ、でかけよう。

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回了日本!

帰国しました。

1週間、言葉にするのは大変なほど貴重な体験をしてきました。後ほど旅行記を書こうと思います。

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厦門の海にて。

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厦門 0208

厦門  0208

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一日目

一日目
友人のマンションをまるまる貸し切りで泊まっている。
九階のベランダからは海が広がって笑えるくらい絶景。
南国の暖かい波の音が現実感を狂わせる。

あぁ写メールでは伝わらないな。

食べ物は最高に美味しいし、何でこんなに優しいのかってくらい優しい人ばかりで、日本に帰るのがすでに嫌になっている。

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新年好!

新年好!
さらばじゃ!

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