アフェイのマンションから30分程歩くと、厦門市の中心街である中山路、思明西路が走っている。
中国の面白さの一つは、独特の都市構造や、その建築物の多様さであると思う。
1920年後半~30年代にかけて、それまでの中国の街=「汚穢城市(不潔な都市)」という概念を払拭するため、近代都市計画が動き出したという。
都市改造によって登場した街路は、単に幅が広いだけでなく、その両側に沿って連続した柱廊をもつ立派な建物が並ぶ。一階が店舗、2,3階が住居となっている。この柱廊が歩道になっていて、灼熱の太陽、スコールの多い厦門の亜熱帯気候を配慮した造りであることが分かる。
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看板の配置や色使いといい、雑然としているようで一つの絵を作っている。なんともいえない味わい。うーむ素敵だ。
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しかし、メインストリートからふっと覗く小道には、思っていたより深い奥行きがあり、そこにも人や小飯店が連なっていて、街全体が複雑なパズルのように繋がっていることが伺える。人の声や、食器の重なり合う音、鳥の鳴く声などが街の音楽となって響いてくると、ああ、中国にきたんだ、と実感させられる。
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街中にあった映画館。300円~500円くらいで鑑賞できる。きちんと中国語が分かるようになったら入りたいと、今回は行かなかった。
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肌着屋。淡ーい色合いのパジャマが並ぶ。淡ーいなー淡ーい。
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隙間を探しているときりがないほど。
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中国犬はぬいぐるみみたいな、ぽてっとした奴が多い。そして動きが遅くて滅多に吠えない。土地柄なのかもしれないが、警戒心がなさ過ぎて心配になってしまう。
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三人で歩いていると、大体私だけが、「両替、両替」と見知らぬおっさんやおばちゃんに話しかけられる。アフェイに聞いてみると、父と妹子は中国人にも見えるが、私は日本人だとなんとなく分かるらしい。なんとなくってのは分かるけれど、父妹子とは同じ日本人なのにどこがどう違うというのだろう。。不思議だ。
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1年間のメインイベント、春節を一ヶ月前に控えて、街ではお祭の準備が少しずつ進められていた。やっぱ派手!
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そこかしこで若者が手にしていたのがこのフルーツを水あめで固めたもの。キレイだけれど、すっげ甘そう。
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甘いで思い出したけれども、中国で販売している飲料は大体甘味がついている。ジュースや珈琲はもちろん、普通の緑茶や菊花茶にも必ず甘みがついていて、1本飲みきれない。唯一甘味がついていないのはミネラルウォーターくらい。
日本のように、ペットボトルでお茶を売るという発想はない。(日本でもここ数年間で出始めたものだけれど)福建省はお茶の産地なので、街中にもお茶屋が多く見られるし、他の店にいってもお茶の道具があったり、店の外でテーブルと椅子を出して店員が休憩していたりする風景もよく見た。自分のところで飲めるのに、わざわざ買う必要もないのだろうということだと思うが、観光客用に売ったら案外売れるかもしれないよー、とか思ったりした。甘い緑茶はもう嫌だ!
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試飲どうぞーと土産物屋のお姉ちゃんに手渡された謎の飲み物。カシスのようなジュースに蛙の卵みたいなものが沈んでいた。。なんだこれーといいつつ飲んでみるとタピオカみたいな食感。でも、なんだろこれって感じ。
ちなみに、中国の人は冷たいものをとらない。体に悪いという考えらしい。南国なのでアイスなどは少し売られていたが、カキ氷なんか絶対ないだろうと思う。ビールも大体温い。そこのところはあんまり気にしていないようだ。
中国に来てから数日後、割と高級なレストランに入ったとき、出されたビールを飲んだ妹子が「中国で飲んだビールの中で一番冷たくて嬉しい・・」と切なそうに呟いていたのを思い出す。中国ビールは日本のものと比べてアルコール度数が2度ほど低く、冷たくないと幾らでも飲める本当にただの水のような感覚なのだった。
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パン屋に並んでいたケーキ。売られていた油っぽいパンもそうだけれど、とてつもなく体に悪そうだ。そう考えると日本のパンやケーキ、チョコレートなどのお菓子類は世界に引けをとらないレベルだと思う。厦門にも、もっと日本の菓子産業が入ってくればビジネスチャンスも広がるだろうに。
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ちょっと買い食い。イスラム民族が作った葱餅という、ナンのような生地に葱を混ぜて焼いたもの。一個2元(30円)くらい。外はサクッ中はモッチモチ。歩きながら食べるのがまた旨い。
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煙草は香煙と書くそう。一個100円くらいものから1000円もする高級なものも。パッケージデザインがキュート。


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海鮮、フルーツ、肉料理、厦門ならではの食べ物はいろいろあるけれど、その中の一つが、この沙茶面。ピーナッツベースのほんのり甘みがあるスープに、好みで魚や野菜などをトッピングする。私たちは魚のつみれ団子を選んだ。胡麻坦々面みたいな感じ。1椀70円くらい、量も少なめ、安くて旨い!地元の人に流行るのも頷ける。
街中にはこのような小飯が食べられる店が多く見られる。食文化の深い、食べることを大切にする国だということを認識させられる。私が真っ先に覚えたのも、「チーバオラ!」お腹いっぱい、という言葉だった。これから1週間、自分のお腹がどんなふうに広がっていってしまうのか、少し恐怖であった。貧乏性ゆえ、気をつけねば。。
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